土・水・木 通 信 No.226

ログハウスだより

5月の例会は、予定通りハイキングを実施いたしました。
参加者は高齢者が多く滝ノ谷峠の下のお地蔵さんまで歩きました。
途中昨年崩壊した現場、谷沢が崩壊し周りの植林が大量になぎ倒された跡地に自然の恐ろしさを肌身に実感いたしました。
藤枝マラソンの迂回道路として使用したために車の通行はできる程度の復旧工事を終えた林道は、危険を伴う現状に興味津々、細尾沢に合流する場所では臨みこみながら見入っていました。
下の地蔵堂に到着、早速皆で拝礼し記念撮影。
帰りは下り道、途中では沢山上ったねと話し合いながらログハウスへ、出発前に届いたお弁当に何が入っているかな、などと想像しながら下りました。
フキの煮つけに関心が、聞くと七味唐辛子入りちょと大人向き。

地域素材を使ったお弁当(美味しかった)
地域素材を使ったお弁当(美味しかった)

滝ノ谷関係人口増加推進事業

第三金曜日は、かえるの家の里山保育、4月からは、新入園児が山遊び初挑戦、高齢園児に先導されかえるの森に途中の急坂にも挑戦、午後からは雨模様になりそうな天候に心配でしたが元気に出発、園長と保育士2人で7人の園児を指導していく何もない場所でも園児たちは、そこにある素材で遊び方を考え自由に遊ぶ、何もない、何も与えないそれがいいのかな、自分で考え時間を過ごす、町場にはない空間がかえるの家の園児たちに与える感性を期待しています。
また翌土曜日には森の幼稚園が開催され。
森の幼稚園に興味のある子どもと親御さんを交え、かえるの家の園児と森遊びを開催され間伐の端材を見ると早速、枝葉材とを使って、ロケット、飛行機、まさかりと飛び回っていました。
初めて入った森で自然の素晴らしさを、これからは、あおがえるの卵、水たまりの上にある白い泡のような卵の素晴らしさ。
ヒキガエルの卵は、山の中にある水溜りに里のカエルの卵の2,3倍位の卵、園児の掌位のヒキガエルの親を見る事も出来ます。
山の中は危険もありますが、発見も一杯です。

滝ノ谷里山だより

令和5年度、森林・山村多面的事業を申請、採択前施業の申請を提出し一部面積が不特定地の測量を実施いたしました。
3点測量で方位、斜度、距離を平成18年、静岡県が実施した「森の力再生整備事業」で購入した機材を利用し実施いたしました。
滝ノ谷の山に入って18年機材は旧式ですが測量はできます。
図面野帳を静岡県グリーンバンクに提出し面積を確定いたしました。
今年度の施業面積は3.0haとなりました。
同時に実施したモリタリング調査で100㎡立木21本でしたので、間伐30%を3年かけて実施して行きます。
今年度は、採択後に林内歩道を間伐材を土留めに再利用しながら実施していきます。
比較的斜面が緩やかなためか、以前に椎茸の榾木を寝かせてあった場所ですので道のような地形が少しできていますのでそれに沿っつて施業して行きます。
最終的には200mくらいになるのかなと思っています。
これからは、梅雨足元の注意しながら施業して行きます。
下の写真は昨年の崩壊地のわきに咲くつつじです。
ピンク色の花に、よくぞ咲いてくれたと感動いたしました。