土・水・木 通 信 No.223

ログハウスだより

昨年の「もみじ祭り」時に中高齢者に人気のあった、積み木積み積み木の種類が少なかったので例会の行事としてバリ取り作業を行いました。
三角形、□、長方形、〇各大小併せ8種類の端材のバリ取りをし、小さめの〇、△材に水車印の焼印を院長が一つ一つ丁寧に行いましたが、力加減で均等に焼けなくて苦労していましたが仕上がっつた端材は。
金具を付けストラップに加工し、今後行う行事の参加賞に使用し、「木使い運動」の一環として活用したいと思っています。
またSDGsの15番「陸の豊かさを守ろう」持続可能な森林管理を行い土地の劣化を阻止し、回復し、生物多様性の損失を止める事業に寄与出来ます。
地元の木を有効に活用する事業を小規模ですが継続していきたいと思います。

作業中風景
作業中風景

滝ノ谷関係人口増加推進事業

かえるの家の園児たちの里山教室、2月の第一回目の教室は園児の体調不良により中止になりましたが、17日は元気に10名が参加、「かえるの森」で里山教室を行いました。
男の子は山に生える木を使い弓矢を作ろと大声でアピールしていました。
やはり男の子は活発に動き回り山の自然を満喫しているようです。
女の子は何をするのかな、山に落ちている木の実を集めたり、落ち葉でいろいろな絵を描いているのかな、毎回9時30分位から昼食を山で済ませ、ログハウスに還るまで時間を過ごし4時まで、街場では味わえない自然の中での五感を働かせる行動で感性が今後の人生にどのように影響するか楽しみです。
今年の冬は、寒暖の差が激しく年末から年始にかけての大雪、1月から2月にかけての気温の差が高くログハウス駐車場の河津桜は、2月9日には5,6分咲きになり、街場の河津桜より早く咲きました。
2月末には満開になりました。
温暖化が気候変動に拍車をかけているのかなと思います。
今後は通常みられる各種山野草も咲く時期が変わってくるのかと思われます。

綺麗に咲いた河津桜
綺麗に咲いた河津桜

滝ノ谷里山だより

里山に出現している、イノシシ、カモシカ、サル等による農作物への被害が拡大しています。
昨年春先に移植した、甘夏、ネーブルにもが多分に漏れず被害が出ました。
下の写真のように2本の柑橘系の葉はすべて食べられ丸裸になりました。
甘夏の果実は食べられませんでしたが、果実は水分が少なく、葉がある木の果実とは雲泥の差でした。
今回、従前「森の力再生整備事業」での竹林皆伐事業で流失防止機材として使用した管材残材を活用し防獣ネットを設置いたしました。
管材は長さ2mの材料で2m四方の防獣ネットですが、ネットは茶畑で使用する材料でネット内の甘夏、ネーブルを目隠し対応するように設置いたしました。
2mの高さですので今のところ中が見えませんので大丈夫かなと思います。
滝ノ谷地区のミカン農家では、カモシカの被害で木が枯れたりし被害は甚大です。
現状のカモシカは、法律上は保護対象獣であり耕作地では害獣扱いという2面性があり、鳥獣保護行政の困難さを物語る代表的な事案です。
カモシカを威嚇して餌場でないことを覚えさせることが重要であります。