土・水・木 通 信 No.219
ログハウスだより
久しぶりの例会、当日は天候も良く絶好の草取り日和、伸びだしたログハウス内掃除を始め、周辺の草取りを順次行いました。
シンボルツリーの柿を中心に行い、ベランダ側、裏側、西側と大変綺麗になりました。
昼食までに時間がありましたので林道大樽線、崩壊現場まで周辺の自然観察を兼ね散策いたしました。
初秋の爽やかな風に誘われたひと時いろいろな草花を観察し緩やかな坂道を登り、15分くらいかけて崩壊地、8月に崩壊した根元の切り株を墓標のようだなどと話しながら現地に、2mポールが短く見えるほどの崩壊量に参加者全員がびっくり、大型重機が入らないと整備できない。
土砂の上に折り重なる倒木の処理に危険が伴い大変な事業になりますが早急な整備をお願いしたい。
森林・山村多面的事業「里山保全」
今日は、かえるの森がある林内の間伐、搬出現場視察を兼ね森林組合おおいがわの現場監督、職員を交え到着早々記念撮影、園児は興味津々、車2台に別れ今来た滝ノ谷街道を林道霜平線へ各所で崩壊跡がある林道を登り集積所に到着です。
歩いて林内作業道をへて現場へ、現地の作業現場を上から見学、林内にある大型重機にびっくり、ユンボ、林内運搬車、ハーベスタ2台にびっくり、ハーベスターが動き出すとまたまたびっくり、決められた長さに、また枝葉も切り落とし切断し林内運搬車に積み込み搬出、やはり森林組合行うことが大胆で効率が良い広い林内大型重機が四方八方に動き回り15年前に行った間伐樹冠が密集し今回の間伐で大変明るくなりました。
今回の間伐で林齢、百年林が可能になるのかな、またこの林内はマウンテンバイクのコースとして活用していましたので再整備が出来ましたので間伐終了後には愛好者に紹介し関係人口増加を図って行きたいと思っています。
そのためには不動峡山の市を定期的に営業し受け入れ態勢を整えて頂きた。
滝ノ谷里山だより
初秋の気持ちの良い一日、林道大樽線沿いの山側法面に咲くホトトギス、先月は一凛しか咲いていなかったが、今月は法面のあちらこちらに咲いており皆さん感激していました。
また紫のリンドウに似た小さな花が5,6凛咲いていた名前のわからない植物等秋の草花が観察できました。
9,10月の雨続きの天候に大樽沢の沢筋が変わってしまい自然の驚異がひしひしと感じさせられた年でした。
また林道高尾線での崩壊も各所で発生して通行止めになっており、大久保方面から滝ノ谷へは通行止めになっており復旧もめどはたっていません。
滝ノ谷人口はご多分にもれず高齢化、過疎化が急速に進み戸数うは28戸、80名を切る地域で先行きが案じられる地域です。
ふんだんにあるのは自然、鳥獣観察のフィールドかな、季節ごとの草花、昆虫が観察出来ます。
今回は崩壊地視察の折に出会った「エダナナフシ」写真右下です。
まるで木の枝に6本の脚が生えたような体系の昆虫。
茶褐色、灰褐色、緑色と体色は様々、日当たりのよい雑木林や、林緑の葉上で見られサクラ、カシ、コナラの葉を食べる。

